Prodigyは無料で遊べるカナダ発のオンラインRPGゲームです。その利用者は世界中で9000万人以上!カナダ・アメリカを中心に、世界中の教育機関で教育コンテンツの一つとして導入されている算数ゲームです。
本記事では【第5弾】として、【先生】や【親】アカウントの使い方を解説します。

【親】/【先生】アカウントを活用することで子どもの数学レベルを把握できるニャ
管理アカウントの活用次第で、子どものモチベーションもキープできます。ぜひご活用ください!
こんなことをお話ししています
- 子どもの学習進捗を確認する方法
- ユーザー名やパスワード、Gradeの変更方法
- 報酬の送り方
- クラスの作り方
- 出題内容の変更方法



【先生】/【親】アカウント未作成の人は、【第2弾】アカウント作成方法をご覧ください
【親】アカウント:活用方法
最初に、【親】アカウントの使い方を目的別に解説します。【先生】アカウントの使い方を知りたい方はこちらからどうぞ。
【親】アカウントへのログインはこちらからできます。
子どもの学習進捗を確認したい
ダッシュボード画面だけでほぼすべてを把握できる
【親】アカウントは情報が整理されており、【先生】アカウントに比べて学習進捗を理解しやすいです。
Dashboardに全ての情報が簡潔にまとめられています。
- 習得済み/学習中/苦手スキル(分野)数
- 目標設定
- 学習中のGradeとそのGradeの習得率
- 週ごとの問題解答数と、取り組んだスキル




子どもの苦手分野もご覧の通り、色や%で識別しやすいです。
【親】アカウントでは、子どもの苦手分野の把握はできますが、具体的にどの問題を間違えたのかまで把握はできません。



【先生】アカウントなら子どもが解答した問題内容をチェックできるニャ
【子ども】のユーザー名とパスワードを変更したい
右上の




ゲームプレイ時には毎回入力が必要なユーザー名とパスワード。
「cat3」のような、お子さんにとって覚えやすいものに変更するのがおすすめです。
【子ども】のGradeを変更したい
- 無料メンバーはGradeを強制的に変更できるOverrride機能が使えない
- どうしても変更したい場合は、【先生】アカウントを作る
2022年1月に行われたメンバーシップルール改定に伴い、【親】のOverrride機能は有料メンバー限定機能になりました。



だけど、基本的にGradeは子どもの問題正答率に応じて自動で調整されるニャ
例えば、Grade2に設定したけれど問題が難しくて解けない場合:
あまりにも不正解が続くと、自動でGrade1に調整されます。逆に、Grade2を正答率高くクリアし続けていくと、自動でGrade3の問題が出題されるようになります。
このように調整してくれるので、Gradeを変更する必要がないんです。



でも、自動で調整されるのを待ってられない💦
そんな場合は、【先生】アカウントを開設して、任意のGradeのクラスルームを作りましょう。そのクラスにお子さんを招待することで、Gradeを変更できます。
【子ども】に報酬を贈ろう
親が設定した目標を子どもがクリアすると、子どもに報酬(アイテム)が届く
【先生】アカウントには無い、素敵な機能です。
子どもが目標をクリアすると、アイテムや装備品、家具などをランダムで1つ受け取れます。



この機能は子どものゲームへのモチベーションをUPさせるのに役立ちます!


ダッシュボードにある「Goal overview」から「Edit Goal」をクリックします。


10~50の間で正答数を選択し、「Set a new goal」をクリックします。



10~20程度の少ない数のほうが、子どものモチベーションを上げやすいニャ


子どもが設定した正答数以上をクリアすると、ワールド内のメールボックスにアイテムが届きます。
目標達成後に、再度【親】アカウントで目標を設定し直すことも可能ですが、無料メンバーは月ごとの設定回数に上限があります。
我が家の活用の仕方
子どものProdigy熱がちょっと冷めてきた頃に…



ねえねえ、今ね、Prodigyにプレゼント届いたってお知らせが来たよ!(適当)あとでProdigyやったら?



えっ!やるー!
こんな感じでノせています(笑)
報酬を送る機能は、Prodigyを続けていく流れを作り出すきっかけの1つにできます。
【先生】アカウント:クラスルーム作成方法
【先生】アカウントは、そのままでは使えません。
①クラスを作成して、②生徒を招待してから、使えるようになります。
① クラスルームの新設方法


左側の「Classrooms」からCreate new classをクリックします。


任意のクラス名入力およびGrade選択をします。Gradeは、あとで変更できません。
「Create new classrooms」をクリックすると、クラスが作成されます。
この時、クラスコードが発行されるので、メモしてください。後で使います。
この段階では、新設したクラスに在籍する【子ども】は0です。だから、このクラスに【子ども】を招待します。



兄弟でGradeが異なる場合は、兄弟の数だけクラスルームを作るニャ
② 【子ども】をクラスに招待する方法
【子ども】アカウントでゲームにログインします。


ログイン後、画面左側にこんな表示がされます。


ここに、先ほどメモしたクラスコードを入力します。手順はこれだけ!
③ Gradeを変更したい(クラスを移動したい)
Grade変更のやり方は2つあります。
Overrride機能を使う
【先生】のOverrride機能は、Gradeを強制的に変更する方法です。
ダッシュボード左側のStudent Roster > Edit > Math grade override


No Overrideから任意のGradeに設定するだけなので、次に紹介するクラス再編成より簡単です。
選択したGradeのスキルをすべて習得すると、自動的に次のGradeに進級します。



Override機能にはデメリットもあるニャ
指定したGradeの全スキルが100%にならないと、次のGradeの問題が出題されない
「No Override(自動調整)」に設定されている場合は、スキルごとに正答率が良ければ一つ上のGradeの問題が出題されます。逆に、正答率が悪ければ一つ下のGradeの問題が。スキル単位で出題問題の難易度が柔軟に調整されます。
Override機能はGradeを固定してしまうので、自動調整機能がうまく働きません。
この点が気になる方は次の方法をおすすめします。
クラスを作り直す
- ①でクラスルームを任意のGradeで新しく作り直す
- 新しいクラスのコードを②のステップで入力しなおす
やり方は先ほどの①~②を繰り返すだけ!
クラスを移動すると、前のクラスの学習履歴を引き継ぎつつ、変更後のGradeの問題が出題されるようになります。
クラスを作り直すのはOverride機能に比べて手間ですが、「No Override」状態でGradeを変更できるため、スキル単位で出題問題の難易度が自動調整されます。
もちろん、Grade習得率が100%になれば、在籍するクラスのGrade関係なく自動的に進級します。
【先生】アカウント:活用方法
【先生】アカウントは、【親】アカウントに比べて分かりづらいです。


Prodigy Math Gameのダッシュボードは、左側の「Math」を選択します。
ちなみに、facebookで先生同士が繋がれる機能もありますが、みなさんが使うことはないでしょう。
【先生】のダッシュボード
【先生】のダッシュボードでは、クラスの生徒全員の総合的な情報を確認できるようになっています。
そのため、お子さん1人の学習情報をダッシュボードから読み取るのは難しいです。


複数クラスを持っている場合は、画面上部からクラスの切り替えをします。
ダッシュボード上にある子どものユーザー名をクリックすると、1人1人の情報を読み取れるようになります。







それでも【親】アカウントより見難いニャ!
子どもの学習進捗を確認したい
Math Reportsを見る


Math Reportsは、8種類の目的に応じた情報を確認できます。
Progress | 学習進捗状況を確認できる 例:Grade2で出題される問題の何割を達成したか ![]() ![]() |
Student Comprehension | 期間指定して、どんな問題に取り組んだのか、詳細な問題内容と正答率が一覧で確認できる![]() ![]() |
Student Usage | 直近で、子どもがどれだけ問題を解いたか、動向を確認できる![]() ![]() |
Weekly Activity | クラス全体の、週ごとの、問題正答率を確認できる![]() ![]() |
Placement Test | 期末テスト結果(成績)一覧![]() ![]() |
Assignments/Plans | 出題問題を任意に設定した場合、その履歴を一覧で確認できる |
Topic Coverage | 各Gradeの出題問題(ジャンル)と、生徒の進捗状況確認![]() ![]() |
Curriculun Coverage | 各Gradeのカリキュラムと、生徒の進捗状況確認![]() ![]() |
Topic CoverageとCurriculum Coverageは一見すると似たような内容ですが、Curriculumは「大まか」、Topicは「細かく」学習スキルが分けられていると考えてください。



私がよく見ているレポートを赤字で示しています。この3つで子どもの学習状況はおおよそ把握可能です
子どもが取り組んでいる具体的な問題を見たい
先ほど赤字で示したStudent Comprehension / Placement Test / Topic Coverageで確認できます。
Student Comprehensionでは、
Placement Testの出題内容は、未受験の場合は表示されません。
Placement Testを受験している場合:


Derailed Breakdownから任意の時期のテスト内容を正答否付きで確認できます。


【子ども】のユーザー名とパスワードを変更したい
ダッシュボード左側のStudent Roster > Edit


変更後のユーザー名とパスワードを入力するだけです。
出題内容を変更したい
【先生】アカウントでは、【子ども】の出題内容設定をいじることができます!これは、【親】アカウントには無い機能です。



子どもの苦手分野を集中的に出題することができるニャ



でもこの機能の利用はあまりお勧めしません!



なんで?
しつこいですが、Prodigyは子どものレベルに合わせた問題が自動的に調整され、出題される仕組みです。
出題内容をいじってしまうと、その調節機能が一時的に正常に働かなくなることにご注意ください。
出題内容指定方法


ダッシュボード左側のAssessments > Plan(出題分野)選択 > 出題日指定
【先生】が出題内容をいじる目的は、子どもがプリントやテスト等形式にとらわれず、授業で習った内容を復習したり予習するためです。授業の進行に合わる目的なので、日にちを指定する必要があります。
せっかく日付指定しても、その日にお子さんがプレイしなかったら無意味です。それもあって、家庭内で本機能を活用するのは難しいです。
【子ども】に報酬を送りたい
【先生】アカウントでは送れない
残念ながら、今のところ【先生】アカウントに報酬を贈る機能はありません。
あくまでも【先生】アカウントは、子どもの学習内容を正確に管理するためのものです。
また、お子さんにProdigyを楽しんでもらう一番のポイントは、親も一緒にゲームで遊ぶことです。子供のやる気度が大きく変わるので、最初だけでも一緒に遊んでみてくださいね!
Prodigy好きが有料メンバーになると、もっとハマります。
有料メンバー、楽しすぎます!



どんなアツーイ特典があるか、ぜひご覧ください!


2022年春にリリースされたばかりのProdigy English Gameも、ぜひおうち英語にご活用ください!


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