インターナショナルスクールPreschool(3,4歳児クラス)で取り組んでいたこと【テーマ学習・絵本紹介】

おうち英語
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本記事は、私自身の記録も兼ねて、長女がスイスのインターナショナルスクールで学んでいたことをお話しします。

くろみゃー
くろみゃー

長女は3,4歳児クラスに約半年間のみ在籍していました。

こんなことをお話ししています
  • インターナショナルスクールの3,4歳児クラスってこんなところ
  • クラス内で取り組まれていたテーマ学習紹介
  • クラス内で読まれていた、絵本とお歌の紹介
  • 長女の変化(環境面、英語面)

本記事を読むことで、インターナショナルスクールに対して具体的なイメージを持つことができます。小さいお子さんがいらっしゃるご家庭で、海外のインターナショナルスクールに興味のある方や、近々インターナショナルスクールに入学予定のお子さんを持つ方には特に役立つ記事になるでしょう。

世界中のインターナショナルスクールすべてが同じ教育をしているということではありません。スクールによって文化や流派も異なりますし、同じスクール内でも、在籍年やクラス(担任の先生)によって学習内容は異なります。

あくまでも「私の子ども達の場合はこうだった」というお話しので、その点ご留意ください。

インターナショナルスクールの3,4歳児クラス

各国によって義務教育開始年齢は異なります。

イギリスは4歳~、ドイツは6歳~、フランスは3歳~と、同じヨーロッパ地域でも国ごとに義務教育開始年齢は異なります。

スイスでは、満4歳から義務教育が始まります。満4歳になった子どもは全員、現地校またはインターナショナルスクール、いづれかの教育機関に在籍しなければなりません。

そして、長女が在籍していたスクールには義務教育一つ手前のPre-school(3,4歳児対象)クラスがありました。

くろみゃー
くろみゃー

日本の幼稚園は3歳児から入園できますが、2歳児を対象としたプレクラスがある幼稚園もありますよね!…そんなイメージです。

英語を全く話せない子は、いる!

現地の子どもは基本的には現地校に通います。そして、インターナショナルスクールには他国から来た子どもが通うケースが多く、人種も国籍も多種多様な子どもが集まります

子ども達は非ネイティブ国のスクールに通学したためか、英語を母国語とするネイティブが居る方が珍しい状況でした。

そして、Pre-schoolクラスで初めて英語に触れる子は意外と多かったですよ。

くろみゃー
くろみゃー

もし、小さいお子さんが英語が出来ないままインターナショナルスクールに入学することになっても、それほど慌てる必要はありませんよ。

幼い子どもの吸収力はとてつもないので!!

英語が話せなくても先生たちは気にしない!

先生たちは子どもが全く英語を話さない・理解できていなくとも、何度も優しく、声をかけてくれます。もちろん英語で。

子どもは、そうして繰り返される先生のジェスチャーや行動を見て、感覚的に先生の話すことを理解していきます。

くろみゃー
くろみゃー

先生が何を『言っているのか』ではなく、何を『伝えたいのか』

それを理解することが、言語を習得するうえで大きな第一歩になっていると感じました。

先生の裁量権と、子どもの自由度が高い

子ども達の通っていた学校では、少なくともKindergarden2(5,6歳クラス)までは先生の裁量が大きく、同じ学年であってもクラス(担任)が違うと、授業内容に違いがありました

例えば、こんな感じ。

  • うちのクラスはやたら畑ばかり行って土いじりしている
  • あっちのクラスは歌を歌う頻度が多いなあ
  • うちのクラスはYoutube動画を子どもに観せる頻度多いなあ
  • あっちのクラスは授業にゲームを取り入れているんだ(うちのクラスではゲームをやらないぞ?)
くろみゃー
くろみゃー

大枠の目標設定やカリキュラムはあるのでしょうが、そこに達するまでのやり方は先生それぞれなのでしょうね。

また、子どもが本当にやりたくないことには、無理に取り組ませることもしません。

例えば、こんな感じ。

  • お歌を歌いたくない!踊りたくない!→歌わなくていいよー
  • 今日はお外遊びしたくない!→室内遊びしてていいよー

もちろん集団生活なので、すべての時間を子どもの自由にできるわけではありませんが、自由に好きなことをして遊べる(学べる)時間がとても多いと感じました

くろみゃー
くろみゃー

『集団』ではなく『個』を大事にする文化が、そこにはありました。

テーマ学習

日本は4月始まりですが、ヨーロッパではどの学校も9月が学期の始まりです。9月~6月(7,8月は夏休み)で1年になります。

Pre-schoolは、小学校というよりも、幼稚園のほうがイメージが近いかと思います。日本の小学校のように座って勉強するのではなく、遊びを通して英語を身に着けていきます。

ただし、毎日単に遊び倒すのではなく、期間ごとにテーマが設定され、それに沿った活動をします。

『色』
テーマ学習イメージ図

娘が入学して初めて取り扱ったテーマは『赤』でした。『色』ではなく、たった1色の『赤』からのスタートです。『赤』を主テーマとして、実体験を積みます。

例えば、赤色に関連する絵本を複数冊読み聞かせたり、絵本の1シーンを再現するような工作を行います。また、自分の服やお外遊びなど、身の回りの環境から色を探します。

テーマ『赤』に関連する絵本

実際に学校で読まれていた本の紹介です。

絵本タイトルをクリックするとYoutubeの読み聞かせ動画にジャンプします。

絵本『THE BIG RED BUS』を工作で再現しています。大きな赤いバスに、子ども達が作った赤いお面が乗っています。※著作権の都合上、長女の作品のみピックアップして掲載しています。

『赤』の後のテーマは『青』『黄色』『緑』『虹』です。『赤』の時と同様、絵本を読んだり、工作活動をして多角的に色を学習します。

テーマ『青・黄・緑・虹』に関連する絵本

実際に学校で読まれていた本の紹介です。

絵本タイトルをクリックするとYoutubeの読み聞かせ動画にジャンプします。

思い思いに、自分の好きな色を混ぜ合わせてペイントしていきます。色を混ぜると色が変わることを、経験から学びます。

『色』学習の最後に、森へ行き、みんなで紅葉を観察しました。葉っぱを色分けして、自然の色を意識的に捉えます。

『身体の部位』

次は体のパーツがテーマです。

テーマ『身体の部位』に関連する絵本

実際に学校で読まれていた本の紹介です。

絵本タイトルをクリックするとYoutubeの読み聞かせ動画にジャンプします。

テーマ『身体の部位』に関連する活動

実際に学校で活動していた内容例です。

  • 工作
    • 自分だけのオリジナル本を作る My hands can…(私の手はこんなことができるよ!)
    • 自分の顔を粘土で作る
  • ペイント
    • 大きな紙に等身大の自分を作成 色を塗って顔を描く
    • 足の裏を使ったペイント Our feet can…(私の足はこんなことができるよ!)

歌タイトルをクリックするとYoutubeの該当動画にジャンプします。

1つの大きい紙に、足の裏で模様を描きます。子ども達全員で1つの作品を作ります。

『冬』

『身体のパーツ』後のテーマは『冬』でした。

テーマ『クリスマス』に関連する絵本

実際に学校で読まれていた本の紹介です。

絵本タイトルをクリックするとYoutubeの読み聞かせ動画にジャンプします。

テーマ『クリスマス』に関連する活動

実際に学校で活動していた内容例です。

  • クッキング
    • ジンジャーブレッドマン型のパン作り
  • 工作
    • オーナメント作り
    • クリスマスツリー作り
    • 巨大なジンジャーブレッドマン作り
    • ジンジャーブレッドマンのストーリーを自分で再現するための小道具作り
    • 双眼鏡作り
  • ペイント
    • 雪だるまの色塗り
  • アクティビティ
    • 作った双眼鏡を持って外遊び。隠れたジンジャーブレッドマン探し
    • クリスマスソング

クッキングをしています。

テーマ『冬服・雪・冬眠』に関連する絵本

実際に学校で読まれていた本の紹介です。

絵本タイトルをクリックするとYoutubeの読み聞かせ動画にジャンプします。

テーマ『冬服・雪・冬眠』に関連する活動

実際に学校で活動していた内容例です。

  • 工作
    • 本を作る My Winter Clothes(冬服単語集)
    • 雪だるま作り
    • ”左右対象な”ミトン作り
  • ペイント
    • 冬景色
  • Youtube
くろみゃー
くろみゃー

3,4歳児で、もうシンメトリー(左右対称)を学ぶのか!とちょっと驚きました。

工作をしているところです。思い思いに色を塗っています。

残念ながら、長女はここで日本帰国のため退学します。

その後のテーマ学習
くろみゃー
くろみゃー

退学後もどんな活動をしているのか知る術があったので、ざっくり紹介していきます。

『春』『形』『蜘蛛』『キリン』『イースター(鳥・ウサギ)』『クマ』

動物を主として扱っているようです。

各テーマに関連する絵本

実際に学校で読まれていた本の紹介です。

絵本タイトルをクリックするとYoutubeの読み聞かせ動画にジャンプします。

全てのテーマに共通している点
  • 五感を使うことを意識している
  • 数の数え方を、どのテーマでも取り入れている

一日の中で、自由に遊べるフリー時間があります。教室内には知育玩具がたくさんあって、テーマ学習とは別で、自発的な遊びを通して英語を身に付けていくことができます。

多数のコスチューム服の名前を覚えられる
動物や乗り物のフィギュアやパズル
絵合わせカード
動物や乗り物の名前を覚えられる
おままごとセット食べ物、調理器具の名前を覚えられる
多数の石20までの数を数えられる
塗り絵、お絵描き色、形を覚えられる
砂遊び、粘土、水遊び五感を養う
フリー時間の取り組み例

これは数を数えて遊ぶための、手作り玩具です。卵パックに書かれた数字と同じ数だけどんぐりを移していきますが、トングを使って移します。数字だけでなく五感も鍛えられます。

長女の様子

入学当初
長女
長女

先生が何を言ってるか分からない。

学校行きたくない。

男の子が(私を)叩く。怖い。

ママと一緒にいたい。

お腹痛いから今日は休む。

お友達のお名前?そんなの知らなーい。

見事なまでの文句の嵐(笑)

入学した最初の2週間は毎日この調子でイヤイヤしてました。長女はそれまで通園経験が無かったので仕方がありません。人生で初めてママから長時間離れて集団生活を送ります。

ちなみに、日本の保育園や幼稚園でも、誰だって通い始めはこんなもんだし、私は全く気にしませんでした(笑)それが3週間経ってくると変わりました。

長女
長女

今日は〇〇(お友達のお名前)が先生に怒られてた。

ぽつぽつお友達の名前が出てくるようになりました。

入学3か月後

入園当初はずっと一人で遊んでいたようですが、通学が始まって3ヶ月も経てば、特定の気の合う子と一緒に遊ぶようになっていきました。そして自ら学校に行きたがるようになりました。

でも、相手の子も英語が話せない子ばかりで、どういう風に一緒に遊んでいるのかは分かりません。子どもって、言葉が通じなくても不思議と心で通じ合えるみたいです。

英語漬けで脳が疲弊

学校生活を楽しんではいたけれど、終始英語を聞き取り続けなければいけない環境は、長女にちょっとした変化をもたらしました。

長女、元々はお昼寝をあまりしない子でしたが、学校では毎日がっつりお昼寝していました。それでも寝足りず、お迎え時は常にグズグズ。家に帰宅後もお昼寝続行なんて日もありました。

この件に関して、担任の先生がこんなことを言っていました。

担任の先生
担任の先生

これは当然の状態です。英語漬けで脳が疲れているのでたくさん睡眠を取ろうとします。しっかり、休ませてあげてねー。

入学最初は子どもにとって大きなストレスになるかもしれません。お昼寝やおやつ(糖分)で子どものケアをしてあげてくださいね!

入学半年後、お別れ。英語力は如何に?

やっと英語環境になれてきたのも束の間、半年後、日本に帰国するため退学です。長女は、親友が1人できたようで、その子と離れるのが寂しくて、最後はものすごく落ち込んでいました。

この半年で、長女の英語力がどうなったのか気になる人もいるかもしれません。3,4歳児クラスに半年間の通学で、果たしてどれだけ英語力が上達するのでしょう。

長女
長女
  • 知っている英単語の語彙が増えました。
  • 先生の簡単な質問にも「Yes/No」で答えられるようになりました。
  • 意思を伝えたり返事したりを、1単語で表現できるようになりました。
    • 「(I want) banana!」バナナ欲しい
    • 「Please!」ちょーだい
    • 「(It’s) flying!」飛んでる!
    • 「Mommy, look!」ママ、(何かを)見て!
  • 正確な文章で話すことはできません。

インプットが中心で、アウトプットをたくさんできるまでにはなりませんでした。

そして、日本に帰国すると圧倒的な量の日本語シャワーを浴びるので、3,4歳児がたった半年身に付けた程度の英語力は、何もしなければすぐに消えてしまいます。

くろみゃー
くろみゃー

一般的には『読み書き』が出来るようにならないと英語は定着しないと言われています。

約2年インターナショナルスクールに通った6歳の長男ですら、『読み書き』習得半ばで帰国したためでしょうか…帰国後2ヶ月程度で急激に会話力が落ちました。

我が家の子ども達と同じように、『読み書き』習得前に日本に帰国する予定のある方で、お子さんに英語を忘れてほしくないと思われる方は、

  • 外部の英語教室を利用したり
  • おうち英語に取り組んだりして

日本帰国後も英語環境を維持する必要がありますよ。

くろみゃー
くろみゃー

我が家では、帰国が決まってからオンライン英会話を始めましたが、インターナショナルスクール在籍中から細々と取り組んでおけば良かったと後悔しています。

▼オンライン英会話スクール10社の比較記事です。スクール見極めポイントも合わせて紹介しています。

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