子どもが英語を習得していく上で『Phonics(フォニックス)』を知ることは重要です。
フォニックス(英: Phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。
~中略~
子供は通常、5歳か6歳頃にフォニックスを用いて学び始める。フォニックスを使って英文の読書を教えるには、子供が発音と文字のパターンとの対応を学ぶ必要がある。
フォニックス – Wikipedia
ここまではご存じの方が多いと思います。

では『CVC Words』を知っていますか?
今日は、アルファベットをPhonics読み出来るようになった子どもが、次に学びたい『CVC Words』についてご説明したいと思います。
CVC Wordsとは?

一言で言うと、
子音+母音+子音
の3つのアルファベットで構成されている単語のこと!
- C:consonant(子音)
- V:vowel(母音)
それぞれの頭文字を取っているだけ!
Phonicsで基本的な文字と音の結びつきを覚えた後、次のステップとしてCVC wordsを勉強していくのが効果的です。
覚えたフォニックスを応用して、連続したアルファベットを読む練習をします。CVC Wordsは少ない数のアルファベットで構成されているので、未就学児でも取っつきやすいです。

ひらがなも同じですよね。
「あ」「い」「う」「え」「お」など1つ1つの文字の音を覚えた後、
「くも」「りす」「とけい」「あいす」など簡単な単語を覚えていきますよね。
私はCVCもそんな感じだと思っています。
実際に、どんな単語がCVCなのかを見てみましょう!
▲どの単語も、母音が子音で挟まれています。
これが一般的にCVC Wordsと呼ばれている単語群です。Phonicsが読めるようになったら、まずはこの3つのアルファベットの並びを重点的に読む訓練をしていきます。そのためのアプリやワークシートが探すとたくさんありますよ。
▲ちなみに、こんなパターンもCVCとして括っている人もいます。
こうなってくるとちょっとややこしく感じてしまうかもしれませんが、どのみち、これらも子どもが覚えるべき単語(頻出Word Family)です。遅かれ早かれ覚える必要はあります。
▲これらは、CVCではありません。
とは言え、CVCじゃないから覚えなくていいってわけではないです。Youtubeや絵本でこれらの単語が出てきて子どもが読もうとしていたら、手助けしてあげています。

Phonicsをしっかり覚えていれば、結構読める単語は多いです。
ご紹介したCVC Wordsはほんの一例に過ぎません。もっとCVC Wordsを知りたい方は以下2つのサイトを参考にしてください。(※外部サイトに飛びます。)
CVC Wordsを覚えていくと、英語には読み方のパターンがあることを何となく理解できるようになっていきます。そして、徐々に読める(分かる)単語量が増えていきます。
- Phonics読みが出来ればCVC Wordsを読めるようになる。
- そしてWords FamilyやSight Wordsと組み合わせていくことで簡単な文が読めるようになる。
まだまだ先は長いですが、リーディング習得の参考になれば幸いです。
▼CVC Wordsを作れる知育玩具【Phonics CVC Cubes】の入手方法や遊び方を紹介しています。
▼アニメ『Alphablocks』は、PhonicsだけでなくCVC Wordsも楽しく学べちゃいます。
▼CVC Wordsの次に覚えたい、Word Familyの解説はこちら
▼”Sight Words”の解説と楽しく学べる方法を提案しています
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