【お金の教育】我が家のお小遣い制度

お金教育
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我が家ではお金の教育の一環として、お小遣い制度を取り入れています。”お手伝いの報酬としてお小遣いを渡しておしまい”ではありません。

今日は、我が家で取り組み中のお小遣い制度を写真付きで具体的にご紹介します。

我が家のお小遣い制度の特徴

  • お手伝いを無理強いしなくて済む
  • 計画力・責任感を育てられる
  • 小さな達成感を得られ続けることで、モチベーション維持
  • お小遣いを仕分けして、それぞれの使い道を考える
  • お金を計算する機会が頻繁にあり、算数力がかなーりあがる

私が忙しいときなんかは面倒くさく感じる時もありますが、続けていると子どもの成長を感じられるので、取り組んでよかったと思っています。

たくさん試行錯誤と失敗を重ねた結果、今のお小遣い制度に行きつきました。これからお話しするルールは、人によっては「ちょっと細かすぎない?」「面倒くさい!」と感じる点があると思います。

そこで、これからお小遣い制度導入を検討されている方に役立つ「お小遣い制度のシンプルプラン」の提案もしています。

くろみゃー
くろみゃー

最初はシンプルなルールから始めて、各ご家庭にあったルールにどんどん変更していけば良いんです!

お小遣い制度の全体像

どんな制度なのか、全体を把握していただくだめに、まずは流れをお話します。

  1. お手伝い内容を1週間ごとに自分で決める
  2. 労働(お手伝い)の都度、子どもは対価(シール)を受け取る
  3. 毎週末に精算(子どもはお金を受け取る)
  4. 指定された3~5つの行き先別にお金を仕分けして、お小遣い帳に記入する
  5. 収支がある都度、お小遣い帳に記入する

※2022.02時点のルール

赤字部分が、普通のお小遣い制度にはない、ちょっと変わっているところだと思います。

用意するもの

  • お手伝い一覧表
  • お手伝いの予定を書き込める用紙やホワイトボード
  • シール
  • シールを貼る手帳
  • お小遣い帳
  • 仕分けができるお金BOX
実際に使っているアイテム

仕分けできるボックスはダイソーにあります。シールやお小遣い帳もすべてダイソーで揃えられます。

目標設定

毎週日曜日に、1週間分(月曜~日曜)のお手伝いを子どもたちが自分で決めます。

1週間ごとにお手伝いを区切るのは、ルールの見直しやお手伝いを見直しを行いやすいうえ、子どもは毎週お金(=小さな達成感)を頻繁に得られてモチベーションを維持しやすいためです。

くろみゃー
くろみゃー

大人だって、給料日は嬉しいものですよね。

お手伝い一覧表

お手伝いの内容は、一覧表から自分で選びます。

お手伝い内容報酬
布団たたみ
洗濯物片付け
ご飯作りお手伝い
お風呂掃除
トイレ掃除
50
テーブル拭き
靴並べ
玄関掃除
配膳
お米研ぎ
30
一覧表例

一覧表は、子ども達の見やすいところに貼ります

そうすれば、「前回お手伝いしてくれたときいくらだっけ?」と悩んだり、「ママ、このお手伝いはいくらくれる?」と子どもに聞かれることはありません。一覧表は、すべてのお手伝いには常に報酬が発生することを暗に示すことができます。

実際に使っている一覧表

長男と長女で報酬金額を変えています。これは、長女より長男の方がお金の行き先が多いから(後述)です。

また、報酬金額は年々少しずつ上げていく予定です。

※おうち英語もやっているので英語表記しています。レッスンや朗読に対しても報酬を設定していますが、本記事の内容から外れるのでここでは触れません。

我が家のはかなり細かい料金設定になっていますが、ここまで細かくする必要はありません。(子ども達の計算力が上がっていることと、簡単で高単価なお手伝いばかりを選ぶようになってしまったため、一覧表を何度か更新しています。)

シンプルプラン

お手伝いを始める年齢にもよりますが、最初はお子さんの年齢に見合った簡単なお手伝いを2,3種類提示することから始めます。「できる(役に立っている)」達成感を得てもらって、お手伝いを楽しんでもらうことが狙いです。

お手伝い内容報酬
玄関掃除50
テーブル拭き
靴並べ
20
シンプルな例

兄弟姉妹がいる場合は、逆にお手伝いの種類を多めにします。選択肢が少ないと、喧嘩になりやすいためです。料金設定は2種類程度(例:100円/50円/20円/10円)から始めるのが、計算もしやすくて取り組みやすいと思います。

くろみゃー
くろみゃー

50円のお手伝い2回で、100円

20円のお手伝い5回で、100円

10円のお手伝い10回で、100円

これらの数字は、子どもにとって計算しやすいです。

最初からルールを複雑にすると、お互いにやる気が失せます。最初はシンプルが無難です。

お手伝いに含めていないもの

自分自身のことはお手伝いではなく「やって当たり前」のことという位置づけです。「お手伝い」は「ママの家事時間を減らしてくれて、ママの自由時間を作ってくれる」ものだと、子ども達には話しています。

お手伝いNG例:

  • 自分が遊んだおもちゃのお片付け
  • 自分が使った食器のお片付け
  • 学校の荷物のお片付け

お手伝い計画

お手伝い内容を選んだら、計画表にお手伝い内容と実行予定日を書き出していきます。

実際に使っている計画表

「Other」は、予定にないお手伝いを進んでしてくれたとき用の枠です。

予定は上段に「〇」、お手伝い完了したら下段に「レ」を記入しています。

シンプルプラン

現在、私はA4用紙に表を印刷して使っていますが、最初はホワイトボードのほうがおすすめです。遠目からでも見やすく、管理もしやすく、シンプルにできるからです。

くろみゃー
くろみゃー

できるお手伝いが増えていったり兄弟がいたりで、書き込む情報量が多くなってくるとホワイトボードじゃ物足りなくなるかもしれません。それでもホワイトボードの効果はすごいので、お手伝いを始めるときは、コレに投資する価値があります。

100円均一にもホワイトボードはあるのですが、サイズが小さくて書き込める情報量は少ないし見にくいのであまりお勧めしません。

▼おすすめホワイトボード

壁に貼ってはがせるタイプのシート状のホワイトボードです。邪魔にならないし、壁に穴を開けずに済みます!40cm×80cmのサイズで、遠目からでも見える大きさの文字を十分書き込めます。

ホワイトボード記入例
ポイント

「自分が決めた目標をクリアできるような」お手伝い量にするように伝えます。

くろみゃー
くろみゃー

たくさん〇(予定)しても、全然やらなかったら意味ないよ。口だけ人間ってことだね。

目標のお手伝い量が少なくても、きっちりすべてこなすほうが偉いよ!ちゃんと自分が言ったことを守ろうとしてるってことだから。こういうのを「責任」っていうよ。

辛いときとか、忙しくて無理な日があるのは仕方ないけど、できるだけ自分が言ったことは守れる人になろう。

例えば、長男は習い事のある日のお手伝い量を少なめにしたり、簡単なものだけをするようにしています。長女は、平日帰宅が遅いので、土日に多くお手伝いをしようとします。

でも、計画通りお手伝いをできたからといって追加報酬はありません。褒めるだけ。

最初から、ちょうどいいお手伝い量なんて分からない

長男&長女は、今でこそ自分のちょうどよいお手伝い量をなんとなく知っていますが、そんなの子どもが最初から分かるはずないです。だってそもそもお手伝い自体がどれだけ労力のかかるものか未知なんです。また、自分の未来のことを先読みして計画を立てられる子どもがいたら、逆に怖い!

長男&長女、最初の方は張り切って毎日ぎっちりお手伝いプランを詰めていました。(結果、しんどくて全くできなかったのは言うまでもないですね。笑)まずは、”ぎっちり”を体験してみることも、大切です。

くろみゃー
くろみゃー

1週間ごとにお手伝いを見直すので、「今週こうだったから翌週はこうしたら?」というアドバイスができます。

「お手伝い計画表に書いてなくても、余裕あれば手伝ってくれるとママ嬉しい!」という促しも良いと思います。

労働(お手伝い)

自分で決めたから、やる

計画を立てる良いところは、親が強制してお手伝いをさせていないところです。だって子どもが自分でお手伝い内容と実行日を決めているんだもの。(物は言いようかしら?)

子どもがお手伝いを忘れていても、なんだかやる気なさそうでも、しれっと当たり前のように促します。

くろみゃー
くろみゃー

今日テーブル拭き係は…(予定表チラッ)…(長女)だって!よろしくねー。

(長男)は靴並べ係になってるけど、もう終わったの?まだ?じゃあやっといてね!

(長女)、今日は茶碗洗いだって。頑張ってね!

「やりなさーい!」って怒鳴らなくていい…ありがたい。

やりたくない日もある
達成率もお手伝い量も内容も統一感なし

そうは言っても、お手伝いに気乗りしない日もあるんです。計画は立てるけど、常に計画通りになんかいきません。人間だもの。

くろみゃー
くろみゃー

お手伝いの催促は2、3回って決めています。

それでも子どもの腰が重ければ、

くろみゃー
くろみゃー

ママ代わりにやるよ?いい?

と、確認してから私がやっています。

正直これが続くと、「やらんのかーい!」ってイライラもしますが、なるべく怒らないよう気を付けてます。怒ったらダメ、怒ったらダメ…でも「なんでやらないのー!」って怒っちゃうときもある…そして反省。これが現実です。私だって人間だもの。

お手伝いに飽きない

1週間単位で自分でお手伝いを選ぶので、お手伝い内容に飽きがきづらいです。やってみて、嫌だと思ったら翌週は違うお手伝いを。しばらくやって、飽きたらまた違うのを…。子どもの自由度は高めです。

ママの見通しも立てやすくなる

計画表があると、子どもが毎日どの家事をやるかが可視化されているので、ママの家事の見通しも立てやすくなります。

くろみゃー
くろみゃー

と言っても、私がこう感じるようになったのはこの制度を導入して半年以上経ってからです。ずーっと計画倒れが多く、振り回されていました。「計画表に〇書いてあるのに…今日もやらんのかーい!」って。

お手伝い完了の都度、お金代わりのシールを渡す

完了したお手伝いを予定表にメモしていくだけでも十分なのですが、それだけだとなんとなく子どもの達成感が得にくいと感じました。

くろみゃー
くろみゃー

だから、お手伝いの都度、お金の代わりに金額別に色を分けたシールを渡しています。

実際に使っているシール帳

1週間で1ページ。色別に金額を分けています。

  • 黄色:50円
  • 青色:30円
  • 赤色:10円

頑張れる時と頑張れない時があるのが一目でわかります。

日々増えていくシールは、子どもに小さい達成感を与え続け、モチベーションを保つことができます。また、いくら稼いだか計算するときには、金額別に色分けされたシールを足し算するほうが可視化されていて計算しやすいようです。

長女
長女

黄色いシールは50円。それが4枚で?…200円!

赤いシールは10円。それが12枚で?…120円!

このように、掛け算の概念を理解できるようになります。

シンプルプラン

一番シンプルなのは、10円シール1種類のみを使うこと。でも、それだと稼ぐ金額によってはシールだらけになって逆に大変になるかも。

お手伝いの料金設定によって、1枚50円・20円・10円のいずれか2種類の金額シールから始めるのが取り組みやすいです。

計算になれてきたら、30円や40円シールなど計算しづらい金額シールを渡すのもアリです。計算力が伸びます。

くろみゃー
くろみゃー

シールを渡すタイミングで「お手伝いありがとう」を毎回忘れずに子どもに伝えます。

報酬(精算)

毎週日曜日に、1週間のうちに集めたシールを集計して精算します。そして、お金の仕分けをします。

お金の仕分け

我が家では、子どもの年齢に合わせて、次のような行き先別に稼いだ報酬(お小遣い)を分けています。

目安時期行き先配分例
未就学児①貯める(Save)
②使う(Want/Waste)
③プレゼント(Present/Donate)
①20%
②0~80%
③0~80%
投資を
見据えた
場合
①貯める(Save)
②使う(Want/Waste)
③プレゼント(Present/Donate)
④投資(Invest)
①10%
②0~80%
③0~80%
④10%
小学生①貯める(Save)
②使う(Want/Waste)
③プレゼント(Present/Donate)
(④投資(Invest))
⑤学校用品(Short-term Save)
①10%
②0~50%
③0~50%
④10%
⑤30%
習い事代も
(一部)
負担する場合
①貯める(Save)
②使う(Want/Waste)
③プレゼント(Present/Donate)
④投資(Invest)
⑤学校用品・習い事代(Short-term Save)
①10%
②?%
③?%
④?%
⑤?%

先ほど、長男と長女で報酬に差をつけているとお話ししましたが、未就学児の長女と小学生の長男では、お金の行き先の数が違います。

長男は「⑤学校用品」もお小遣いで賄っているため、自由に使えるお金が長女に劣らないよう、報酬金額を大目に設定しています。

仕分けに関しては、話すと長くなるので別記事にまとめました。

▼上の表にある各行き先の解説や割合の決め方などこちら

お小遣い帳記入

各ブロックに仕分けしたら、お小遣い帳に記入します。

実際に使っているお小遣い帳

お金に動きがあるたび、日付・項目・収支を行き先別に記録しています。

月末に、行き先別にひと月の収支とお金BOXの残高を記録しています。

特に残高記録は大切です。お金BOXを落としたりして中身がごっちゃになった時に、この残高を参考にして再仕分けするからです。

どのようにお小遣い帳を書けば綺麗に見やすくなるのだろう…と考えてはいるものの、今のところいい案が思いつきません。仕分けに対応したお小遣い帳を自作しようか悩みましたが、子ども達はキャラクター付きの市販のお小遣い帳を使いたがるし…。

小学生にもなるとお金の行き先が5つに分かれるので、管理も大変です。そこで、ゆくゆくはExcelシートでお小遣い管理をさせたいなあ…なんて考えています。

くろみゃー
くろみゃー

ひと月の収支と残高が合わないのはあるあるです。でも小さな誤差の場合は「なんでかなー?来月は合うといいね。」で済ませています。だってこれはお金の練習だし。

シンプルプラン

仕分けする・しないに限らず、どんな書き方でも良いのでお小遣い帳をつけましょう。自分がいくら使って、いくら稼いで、いくら残高があって…という大人もやっている家計簿の基本が身につくからです。

書き方の様式にこだわりが無ければ、100円均一でも入手できます。

両替

最後に、各ブロックに分かれている小銭を大きいお金に両替します。地味な作業ですが、これ、かなり頭を使います。算数力を育てたいなら、ぜひやってほしいです。

長女
長女

1円玉が5枚…ママ、5円玉と交換して!

50円玉1枚と10円玉10枚…はい、100円分ね!

100円玉5枚あるよ…500円玉ちょーだい!

500円玉2枚ある…あ、お札になったー!

慣れてくると、ささっとできるようになります。

両替ができるようになると、レジでのお会計をスムーズにできるようになります。また、お金以外の面でも暗算スピードがあがります。

(再び)目標設定

精算が終わったら、また振り出し(目標設定)に戻ります。このルーティンを毎週続けます。

我が家は今でこそ、精算&目標設定にかかる時間は2人で30分程度ですが、最初はなかなか上手に計算やお小遣い帳記入ができなくて、2人で1時間以上かかっていました。ご家庭に合うルール決めも大変ですが、精算&目標設定を行う時間を継続的に確保することもなかなか苦労します。

くろみゃー
くろみゃー

日曜日、終日忙しくて精算の時間が取れない場合は、精算を翌週にスキップして、目標設定だけするときもあります。目標設定すら行う時間が無ければ、翌週は「進んでお手伝い週間」にしています。

子どものモチベーションが下がらなければ、精算&目標設定を2週間おきにしてみたり、渡し方を固定給制に変えてみたり、親の負担がもうちょっと軽くなるルールに変えていくのもいいですね。

さいごに

今回ご紹介したのは、2022年2月時点の我が家のルールです。日々、子どもの成長に合わせてルールの更新や変更をしていきます。

特に、年齢とともにお小遣いの金額は増えていくもの。一方で、子どもの自由な時間は勉強時間に取られていくので、お手伝い単価の見直しは定期的に行うべきだと思っています。

  • 毎週子どもにいくらお小遣いをあげたいか?
  • どの程度お手伝いできる時間があるか?

こういったことを考えて、金額を見直していきます。

参考までに、長男と長女の稼いでいる金額を最後にご紹介します。

長男(小1)

稼ぐ金額:500~900円/週

自由に使えるお金(②,③の合計):250~450円/週

長女(4歳)

稼ぐ金額:300~600円/週

自由に使えるお金(②,③の合計):240~480円/週

くろみゃー
くろみゃー

週によって差が結構すごいです。やる気にムラがありすぎる。

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