
Youtube動画『Alphablocks』を知っていますか?



うん、リーディング力を鍛えるのに良いって聞いたんだけど、もっと詳しく知りたくて…



英語教師でもない親が、子どもにリーディングを教えるのってハードル高いですよね…
『Alphablocks』は、そんな人たちの救世主になる動画です!動画を観ているだけでリーディングの第一歩である基本的なフォニックスを理解できちゃうんです!事実、娘もAlphablocksで楽しくPhonicsを習得♪



3歳半頃からAlphablocksを見始め、4歳でフォニックスを覚えました!
『Alphablocks』を利用して、ラクして楽しくフォニックスを身につけましょう!
こんなことをお話ししています
- フォニックス簡単解説
- フォニックスを知らない大人でも楽しめる動画『Alphablocks』の魅力
- 視聴目安年齢
- 身につけたフォニックスをアウトプットできるコンテンツ紹介
- 『Alphablocks』と関連付けられる知育おもちゃ紹介
Profile
- おうち英語歴 5年目(うち、海外3年)
- フランス語圏(3年間)で子育て経験
- 3児(7歳/5歳/3歳)のワーママ
海外での経験を活かして、低コストでできるおうち英語に取り組んでいます詳しくはこちら
Phonics(フォニックス)とは?
AlphablocksはPhonicsを鍛えられる動画です。



Phonics…名前は聞いたことはあるけれど、なんとなくしか知らない💦
動画Alphablocksをしっかり理解できるよう、フォニックスについて簡単に解説しておきます。
フォニックスとは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。(中略) ある発音がどの文字群と結び付いているかを学び、それらの文字の発音を組み合わせて知らない単語の正しい発音を組み立てる方法を学ぶことができる。
フォニックス – Wikipedia
つまり、フォニックスを習得すると、分からない単語に出会った時(意味は分からなくとも)ほぼ正確に発音できるんです!



日本語の「あ」をどんな時でも「あ」と読むように、ちゃんと英語にも読み方のルールがあるんだニャ
Phonicsについて理解したところで、Alphablocksの魅力をご覧ください。
Youtube動画アルファブロックスの魅力とは?
動画視聴が「Phonicsが身につく」ことは冒頭からお伝えしていましたが、



なんで身につくの?どうやって身につくの?
と疑問に思う人もいますよね。
その疑問を解決するヒントが、今回ご紹介する「魅力」に詰まっています!
- ネイティブの言語学の専門家が監修した教育アニメ
- 発音する際の口の形も分かるようになる
- リーディングレベル別に難易度が分かれている
順番に詳しくお話しします。
ネイティブの言語学の専門家が監修した教育アニメ
AlphablocksはCBB(英国版NHK)の人気教育アニメで、語学の専門家監修のもと制作されています。
つまり、プロが監修している、教育観点で品質の確かなアニメです。
親にとってこれほどの安心材料はないですよね。
また、ネイティブの子どももAlphablocksでフォニックスやスペルなどの読み書きの基礎を身に付けるのに役立てています。



まだ見たことのない人は、ぜひ動画を見てみてニャ!
動画では、アルファベットを頭上に冠したシンプルなデザインのキャラクターが登場します。そしてそれぞれが話すのはフォニックス読みをしたアルファベットです。



例えばフォニックスでは「A(エー)」とは読まず、「A(ア)」と読みます
登場するキャラクター達がしつこいくらいにフォニックスを連発するので、自然と覚えられるんです(笑)
発音する時の口の形もなんとなく分かるようになる
動画『Alphablocks』は細部にまでこだわりを感じられます。
2Dアニメなので分かりづらいかもしれませんが、ちゃんと、アルファベットを発音する時の舌の形や口の開け方になっています。



キャラクターそれぞれの口の形をよーく観察するニャ
動画を観ていると、例えば「m」の発音は口を閉じ、「n」の発音は口を開けて発声することが、感覚的に分かるようになります。
その他にも、
- 「v」の発音は下唇を噛むこと
- 「u」の発音は口が半開きになること
- 日本人の苦手な「r」と「l」の違い
など、口の形にしっかりと違いを感じられるはずです!



大人も勉強になるニャ!
リーディング超初心者からでもOK!リーディング力を段階的にアップする仕組み
Alphablocksの内容は全部で5つのレベルに分けられています。
レベル1から順に進めることで、ステップバイステップでリーディングを楽しく学べます。
各レベルの学習内容を簡単に説明します。


- 各アルファベットが1文字で作る音を知る


- マイナーな子音の発音の再確認(Q,Y,Z,W,Jなど)
- レベル1で学んだアルファベットの読み方を利用して、”□ox”や”□at”などアルファベットを組み合わせて読めるようになる


- 2つのアルファベットで1つの音になることを学ぶ(例:oo, sh, th)
- 3つのアルファベットで1つの音になることを学ぶ(例:ing, igh, air)


- レベル1~3を組み合わせて出来る単語を学ぶ
- 特定の2つまたは3つの子音の組み合わせ(例:st-, bl-, spl-, str-)が文字の先頭に来た時の読み方
- 特定の2つの子音の組み合わせ(例:-nd, -sk, -mp)が文字の終わりに来た時の読み方


- 複数のアルファベットの組み合わせや配列による母音の作り方があることを学ぶ(例1:ie, igh, i□e ⇒全部”アイ”と読む )(例2:ai, ay, ae, a□e ⇒全部”エイ”と読む)
- Split digraphという2つの母音が子音で区切られている時に発生する音の存在を知る(動画内ではMagic Eとして登場する)
レベル5まで順に理解しながら観ていくことで、ほとんどの英単語を自力で読む力が養われます。
英語にはPhonics読みできないSight Words(例:all、me)も少なくはないですが、Phonicsが基本であることは間違いありません。
ただ、単に動画を観ているだけで英語を一人で読めるようになるとは思わない方が良いです。インプットだけでは、やらなくなるとすぐに忘れてしまいます。



子どもがなんとなくPhonicsを理解できてきたら、アウトプットする場を作ると記憶に定着しやすくなるニャ



どうやってアウトプットするの?



Alphablocksに関連した知育コンテンツを活用するニャ!
Alphablocks関連のプリント/アプリ/絵本/おもちゃ紹介
英語を習得するには、なんでも「関連付ける」ことが大切です。まずは、動画Aphablocksに関連付けられるコンテンツをご紹介します。



どれも我が家が重宝してきたコンテンツばかりです!
無料プリント
『Alphablocks』の公式サイトでは、無料プリントのダウンロードが可能です。
プリントの量は少ないけれど、動画のレベル毎に取り組めるのが嬉しいポイント。


Twinklという無料サイトにも『Alphablocks』の無料プリントがあるので、こちらも合わせて覗いてみてくださいね!(Twinklはメールアドレス登録が必要です。)
絵本
『Alphablocks』のキャラクターが登場する、リーダーブック(多読本)が揃っています。全30冊あります。
一例です
知育アプリ(無料版&有料版)
『Alphablock』には2つ(無料&有料)の知育アプリがあります。
無料版
無料版で出来ることはとってもシンプル。AからZまでのAlphablocksが順に並んでいて、彼らをタップすると音を発声します。内容はレベル1程度なので、リーディング超初心者におすすめです。


有料版
有料といっても、ワンコインしません。そして月額制ではなく買い切りで、広告等の表示は一切ありません。安心してお子さんに遊ばせられる仕様です。



無料じゃ物足りない!もっと子どもにAphablocksで遊ばせたい…
こう考える人におすすめです。100以上のミニゲームで遊びながらPhonicsを学べます。
おもちゃ(CVC Cubes)



我が家では『Alphablocks』にそっくりのキューブを、アウトプットの一環として使っています!


アルファベットが書かれたキューブをくっつけたり離したりして、自分で考えながら文字を組み立てられるのが特徴です。まだ、アルファベットを上手く書けない子どもでも取り組むことができます。
CVC Cubeとは?遊び方紹介も!


フォニックスおすすめコンテンツ紹介
次に、Phonicsに関連するコンテンツを紹介します。
Phonics関連の無料ワークシート
身につけたPhonicsをアウトプットする手段の1つにワーク(簡単なプリント)が挙げられます。



無料サイトを活用すれば、お得ニャ


すべて無料なのに、インターナショナルスクールの授業にも取り入れられる程のクオリティが揃っています。
Phonics関連の無料ゲーム
実は、Phonicsに関連する無料ゲームもいろいろあるんです。もちろん有料コンテンツの方が中身の充実度は素晴らしいですが、無料だって負けてないですよ。


何歳から見始めるのがおすすめ?



Alphablocksが良いのは分かったけど、何歳頃から見始めればいいの?
成長には個人差がありますが、お子さんが以下のような時期から視聴を始めるのがお勧めです。
- 3歳半~4歳半頃
- 英語動画に十分慣れ親しんだ頃
- 文字を文字として認識できるようになる頃



ひらがなをある程度読めるようになった頃が頃合いニャ
個人差はあるけれど、だいたい4歳前後かニャ
もともとAlphablocksはネイティブの未就学児向けに制作されているため、英語レベルは子どもでも理解できる程度で、日常生活でよく出てくる簡単な単語や文が出てきます。また、キャラクターはゆっくり話すので聞き取りやすいです。



我が家では、長女が3歳半ば過ぎた頃から視聴を本格的に始めました
3歳0か月に一度Aphablocksを見せたのですが、その時はイマイチ内容を理解している感覚を得られず、視聴時期を探っていました。アニメの内容を理解できても、文字中心で素直にアニメを楽しめるとは言い難かったためです。
英語動画自体が未経験であれば、まずはお子さんが興味を持てる動画で徐々に英語に慣れていってからをお勧めします。
できれば小学3年生までにフォニックスを習得させたい



子どもがローマ字読みを学習する(小学3年生)までにフォニックスを習得させたいです!
私は、子ども達がある程度リーディングを習得するまではローマ字読みを教えません。その理由は、英語とローマ字読みは全く別の言語だからです。



え?どちらもアルファベットを使っているから同じでしょ?
日本人の女の子で、ミケちゃんがいたとします。ローマ字で書くと「Mike」ちゃん。
でもこれを英語ネイティブ話者が読むと「マイク」ちゃんと読みます。フォニックス読みすると「Mike=マイク」なんです。
何が言いたいか、何となく分かりますか?《フォニックス》と《ローマ字読み》は、どちらもアルファベットを使うけれど、読み方のルールが違うんです。
ローマ字読みをフォニックスより先に、もしくは並行して教えてしまうと、子どもが混乱してしまうかなと考えています。
だから、ローマ字読みを教えるのは、子どもや家族の名前程度に留めています。
最後に、Alphablocksの姉妹動画をご紹介します。
リーディングには関係ありませんが、数に着目した『Numberblocks』というアニメも、同じイギリスの放送局(BCC)が制作しています。
NumberblocksもAlphablocks同様、専門家監修のもとで制作されたアニメで、動画を観ているだけで数の概念を理解できるようになります。


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